先日、はてなブックマーク経由でとある対戦アクションゲーム大会の動画を見てて、最近ゲームなんて全くしていなかった私はある事に気が付いた。
最近のゲームは必殺技名を叫ばない。
なんでだろ...。昔のゲームと言えば「昇竜拳!」「竜巻旋風脚!」「バーンナックル!」「虎煌拳」等と叫んだものだ。
子供達はそれで必殺技を覚え、学校で話し、真似して遊んだもんだ。でも最近のゲームは必殺技を叫ばない。どうやって友達と学校で情報共有するんだろうか。攻略本やネットで調べるのか?それとも最近じゃ真似する時も叫ばないのか?
叫ぶからこそ必殺技っぽいと思っていた時代は古いのか?例えば学校で「カイザーウェーブ!」って叫びながら大きく胸を突き出し、腕を振り出す真似を叫ばずやったとしたら、はたしてそれが「カイザーウェーブ」と分かるだろうか。
叫ぶからこそ、ゲームを知らない人でも「あー、ゲームの必殺技かなんかだろうな...」って気付くだろうし。叫んだからこそ女子が見て「男子幼稚!」ってなったものが、はたして叫ばなかったらそれがゲームの必殺技と分かるだろうか。知らない人が見たらカイザーウェーブの動きなんて、公園に現れる変質者の挙動に見え兼ねない。きっと女子に「男子変態!」って言われるだろう。
あの、古き良き時代は何処に行ってしまったんだろう...。
全然関係ないけど、必殺技って技を繰り出す前、もしくは繰り出している最中に叫ぶ物だと思うんだけど、そういう点でいうと北斗の拳のケンシロウは少し卑怯だと放映当時の私は子供ながら感じていた。
ケンシロウは技を繰り出してから技名を叫ぶのだ。
アタタタタタタタ...お前はもう死んでいる!
これだと、技の最中に失敗してたとしても言い訳付くんですよ。
アタタタタタタタ...(あっ!ミスった)...お前はもう...全身打撲!
経絡秘孔を付き間違ったとしても、「あっ!外した!」と感じたならば、必殺技名を言わなければいいんですよ。ただ単に指が体に食い込んで痛いだけの技になるんですよ。
はい、どうでもいいですね。
最近は必殺技を叫ばないのが普通なんだろうか。
必殺技を叫ぶのは昭和なんだろうか...