このブログでも幾らかVimスクリプトを紹介してきて、その中でHTTPを使う様な物は webapi-vim というプラグインを使ってきました。
mattn/webapi-vim - GitHub
Vim Interface to Web API
https://github.com/mattn/webapi-vim
元々は experimental なプロジェクトだったのですが、色んなプロジェクトで使われる様になりました。
先日 gist-vim を更新してリリースしたのですが、gist-vim から使っている webapi-vim も vim.org に登録すべきたと言われました。
As gist.vim now requires webapi.vim, a stable version of webapi.vim should be published to vim.org. Not everyone is using a Vim package manager, and not everyone (including me) is keen on consuming potentially unstable latest bits from GitHub. By publishing stable releases on vim.org (and referencing those as a gist.vim dependency, including the version number needed), you allow people to consume gist.vim and its dependencies solely from vim.org.
PS: I also would suggest putting all webapi autoload scripts into a webapi subdirectory, as the module names are quite generic ("json", "html"), so there's a high likelihood of clashes with other plugins. (Or even separate versions of them; you seem to have copied some scripts from other authors.)
https://github.com/mattn/webapi-vim/issues/2
ここのコメントにも書いた通りなのですが、webapi-vim は experimental という事もあって、ルートネームスペースを持っていません。「http#get」というとても generic なネームスペースになっています。他に
autoload/http.vim
というファイルが一つでもあるとバッティングしてしまいます。
issues の内容はごもっともで、僕が放置してたのが悪いのです。
このまま放っておいたらもっと酷くなるのは見えているので、これを期にネームスペースを変えようと思います。
webapi に含まれる全ての API に対して
webapi
というネームスペースを設けようと思います。
http#get()
であれば
webapi#http#get()
になります。各プラグイン製作者の皆さんにはこの変更を行って頂かなければならなくなります。
またこの更新を webapi-vim のリポジトリとは別のリポジトリで行おうとも思いましたが、現状 generic すぎるネームスペースの webapi-vim を皆さんのPCに残しておいてもしょうがないと思ったので、同じリポジトリを使おうかと思っています。
おそらく影響度が大きいかと思いましたので、一度確認の意味でもアナウンスしようかと思いました。
ご意見などあれば、コメント欄やメールでも構いません。ご連絡下さい。
追記
時期ですが、来週中にはやってしまいたいと思っています。
また、ネームスペースの変わった webapi-vim を試されたい方は、現状の webapi-vim のリポジトリで webapi_namespace ブランチを取得して下さい。私が提供しているほかのプラグインも webapi_namespace ブランチにて修正が行われています。