2008/01/31


昨日の記事「Publish::Jaikuをでっちあげた」でご紹介したソースコードは、最終的にはCodeReposにcommitする事にしました。
で、その際CodeReposのトップページで読んだコミットルール
Commit messege rule
svn ci -m "lang/LanguageName/BigProjectName: Commit messege."
svn ci -m "lang/LanguageName/misc/ScriptName: Commit messege."
svn ci -m "dotfiles/SoftwareName/Username-Filename: Commit messege."
を守ってcommit時にファイル名を一覧しました。
で、悩んだのが複数のファイルをcommitする場合。
色々な人のcommit logを見てたら、皆さん lang/LanguageName/BigProjectName,
lang/LanguageName/misc/ScriptName,
dotfiles/SoftwareName/Username-Filename:
  Added.
といった書き方をされていました。
でもこれってU*NIXなら"pwd"して、コピれば簡単ですが、Windowsの場合は"¥"になったり、部分的にチェックアウトしている場合には"pwd"で取得出来るものはなかったりと不便だったりします。
で、なんか楽出来ないかなと思いまして今回はこのcommit対象ファイル一覧を"svn commit"時のコメントとして出力してくれるvimscriptをご紹介します。
※というか、さっき作りました。

仕組みとしては、"svn info"を実行すると出力される
URL : http://host/root/path/to/dir
Repository Root : http://host/root
という部分の2行の差、「path/to/dir」を取得し、svn commit実行時にエディタに表示されている
--This line, and those below, will be ignored--

A    docs
A    docs/file1.txt
A    docs/file2.txt
A    docs/file3.txt
のファイル名部分の先頭に上記フォルダ「path/to/dir」を付与し path/to/dir/docs,
path/to/dir/docs/file1.txt,
path/to/dir/docs/file2.txt,
path/to/dir/docs/file3.txt:
というコメントを生成します。
あとはこれをFileTypeがsvnの場合に動作するようにautocmdを作ればsvn commit時に
path/to/dir/docs,
path/to/dir/docs/file1.txt,
path/to/dir/docs/file2.txt,
path/to/dir/docs/file3.txt:
 
--This line, and those below, will be ignored--

A    docs
A    docs/file1.txt
A    docs/file2.txt
A    docs/file3.txt
という画面が現れます。カーソルも":"の次の行に移動しますので、そこからコメントを書くと事が出来ます。
ツールは横着から生まれる物ですね!

vimscriptのコードは以下の通り
"=============================================================================
" File: svn_file_comment.vim
" Author: Yasuhiro Matsumoto <mattn.jp@gmail.com>
" Last Change: Fri, 12 Oct 2007
" Version: 0.1
"-----------------------------------------------------------------------------
" when editing comment for 'svn commit',
"  it append svn comment like following
"
"   root/path/to/dir/docs,
"   root/path/to/dir/docs/file1.txt,
"   root/path/to/dir/docs/file2.txt,
"   root/path/to/dir/docs/file3.txt:
"   <= cursor
"   --This line, and those below, will be ignored--
"   A    docs
"   A    docs/file1.txt    
"   A    docs/file2.txt    
"   A    docs/file3.txt    
"-----------------------------------------------------------------------------

function! AppendCommitFiles()
  let lstart = search("^--", "n")
  let lend = line("$")
  if line(".") > 1 || lstart != 2
    return
  endif
  let oldlang=$LANG
  let $LANG="C"
  let lines=system("svn info")
  let $LANG=oldlang
  let url=substitute(lines, '.*\nURL: \([^\x0A]*\).*', '\1', '')
  let root=substitute(lines, '.*\nRepository Root: \([^\x0A]*\).*', '\1', '')
  if match(url, root) != 0
    return
  endif
  let basedir=substitute(strpart(url, strlen(root)), '^\/*', '', '')
  let lcur = lstart
  let lines = ""
  let mx = '^\s*[A-Z]\s\+\([^$]\+\)$'
  while lcur <= lend
    let line = getline(lcur)
    if line =~ mx
      let lines .= basedir."/".substitute(line, mx, '\1', '')."\<NL>"
    endif
    let lcur = lcur + 1
  endwhile
  let lines = substitute(lines, '\n.', ',&', 'g')
  let lines = substitute(lines, '\n$', ':&', '')
  call cursor(0)
  let value = getreg("a")
  let type = getregtype("a")
  call setreg("a", lines, "c")
  execute 'normal! "ap'
  call setreg("a", value, type)
  silent! /^$
endfunction
autocmd FileType svn call AppendCommitFiles()
例によって、このソースもCodeReposのコノ辺に置く予定です。

追記
ちょこっと修正
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vimを使っていらっしゃる半数以上は開発者の方かと思います。
今日は、そんな開発者の方に便利なtipsをご紹介。

Makefile編集中のファイル名補完

一般的なファイルシステムでは、ファイル名に「=」という文字を使うことが出来ます。ただ、実際に使っているかどうかといえば、めったに使われる事はありません。なのに TOP_DIR=/usr/inc
まで打って<c-x><c-f>とタイプしてもファイル名が補完されないのは、悲しかったりします。 こんなときには以下の設定をvimrcに入れておくと便利です。
autocmd FileType Makefile setlocal isfname-== isfname+=32
通常、フォルダ名やファイル名に「=」やスペースを使う事はまずありませんし、*unix系の開発を経験された事がある方ならば、スペースが混じってしまう事は一大事になる事もご存知かと思います。
この設定だと、Makefileにだけ適応されますし補完もサクサク出来ますね。
ちなみにWindowsで「C:/Program Files/hogehoge」を補完されたいならば TOP_DIR="C:/Progra
と「"」を先頭にしておく事で補完出来ます。
もしかすると、*unixな方は「I」や「L」もisfnameから消してしまう事で CFLAGS=-I/usr/inc
とか LDFLAGS=-L/usr/li
でも補完出来て幸せかもしれません。

長いブロックや複数ブロックがある言語の開発

jsp(JavaServerPages)やASP(ActiveServerPage)、php等で開発される場合には、開始タグで各言語の処理を開始します。例えばphpであれば <?php
$f = fopen("test.dat", "r");
と「<?php」が開始タグとなります。
vimでは各言語に合わせてシンタックスハイライト表示する機能を持っていますが、この開始/終了タグを辿って色付けをしています。この開始/終了タグの検索は、最悪ファイル全体を検索してしまい重たくなってしまう可能性がある為、vimでは閾値範囲内しか検索しないようになっています。
ただ、全ての言語でこの閾値が相応しいものとは限らず、まれに長いブロックが存在するとシンタックスハイライトが効かなくなってしまう事もあります。ここではこの閾値の変更方法を説明します。
閾値は、「syntax sync 」コマンドの「minlines」という値で設定でき、以下のようにautocmdで設定します。
autocmd FileType jsp,asp,php,xml,perl syntax sync minlines=500 maxlines=1000
私は上記の設定を使っています。

pythonのインデントをタブではなくスペースにする

これはvimユーザでpythonの開発をされる方であれば、これは必須ですね。
以下の設定はタブ幅4で、expandtabにしています。
autocmd FileType python setlocal ts=4 sw=4 sta et sts ai
ただ、まれにスペース2つの人とかもいますから、人のソースを修正する際には向かないかもしれませんね。

Emacsユーザに送るキーバインド

これはおまけ。
nmap <m-x> :
nmap <silent> <c-x>1 :only<cr>
nmap <silent> <c-x>2 :sp<cr>
nmap <c-x><c-w><c-w>
cmap <m-x> <nop>
もっとこだわりたい方は、vimacsの方をお勧めします。

追記1:リンクが間違ってました
追記2:KoRoN氏の指摘で「BufEnter」から「FileType」に修正(コピペ元がマズってました)
追記3:さらにKoRoN氏の指摘で「FileType」のpatternが間違ってるとの指摘で修正(もしかしたらBufEnter使ってたのは拡張子使いたいからだったのかな?覚えてないや)

mattn the Onsen Ikitai!
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vimのtipsに何かいいのがないか探してたら...
:help scroll-smooth なんてのを発見。

中身みたら...
==============================================================================
Smooth scrolling                                        *scroll-smooth*

If you like the scrolling to go a bit smoother, you can use these mappings: >
        :map <C-U> <C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y><C-Y>
        :map <C-D> <C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E><C-E>

(Type this literally, make sure the '<' flag is not in 'cpoptions').

==============================================================================
と...

まぁスムースですわな。
書いた奴出て来い
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