コードを晒け出して下さい。
プログラミングに自信があろうと、無かろうと。
貴方の書いたコードを見たいと思う人がいなかったとしても、晒け出して下さい。
私はオープンソースであることは、素晴らしい事だと信じています。たとえそれが、ちっぽけなサンプルプログラムであっても、人に見せる事で自分の書くコードに「見られる」という観点が入り込み、色んな見えかたが出来るようになります。さらに運が良ければ人からレビューしてもらえるんです。
私は、会社の部下、他社様の若手の方々によく「オープンソースコミュニティに参加しましょう。英語が分からなかったら日本のコミュニティでいいので入りましょう。」と言ってきました。これからも変わりません。
これは、単に「勉強しなさい」と言っている訳でなく、オープンソースコミュニティの特性がコーディング能力を養うには非常に効力があると信じているからです。
オープンソースコミュニティでは、修正ソースを送る際にはパッチ(patch)と呼ばれるソース差分を送る事になります。受け取った側は、そのパッチを一度適応してみて、間違いが無いかを確認します。そのコミュニティがMLを持っているならば、MLに参加している皆にそのソース差分が送付されます。
そして皆が自分の書いたコードに目を通すんです。
「恥しい...」そんな事を思ったのならば勿体ない話です。もちろん腐ったソースコードを人に見せるのはどうか、という議論もありますが、せっかく人に見てもらえるんだから見てもらわなくては損ですよ。
「自信がない...」そんなもの、みんなそうなんです。私だって自分の書いたコードに100点なんかあげられません。でも私は晒け出すんです。間違いを指摘してもらえるんなら、ありがたい話です。
自分で書いたプログラムの間違いを見つけるのは一苦労です。人に客観的に見てもらった方が間違いには気づきやすかったりします。そして人のソースも見ることで自分のソースコードの貧弱さに気づいたり、時には自信につながったりする物なんです。
#海外のコミュニティで自分が書いたソース差分が初めて取り込まれた...なんて事あればドキドキしますよ。
それはそうと、ここ最近「どう書く?org」というサイトを時間を見つけては覗いています。
ここでは、プログラミングに関する出題に対して、色々な言語の使い手が色んな手法で回答していきます。面白いのでfeedも登録しています。
電車で帰宅する際にも携帯から「へぇ...こんな書き方もあるんだ」と眺めてます。
一見コード書きに自信のある人達の集まりに見えますが、おそらく皆自分のコードに100点を付けて回答している訳ではないと思います。(HelloWorldは除きます)
「もしかしたら間違ってるかも」と思いながら回答している方も多いと思います。でも晒け出すんです。「俺こんなコード書けるんだぜ」なんて自慢大会じゃないんです。プログラミングを楽しんでいるんです。自分の書いたコードを見てもらい、たった一人でも「へぇ」と思ってくれる人が、もしかしたらいるんじゃないか?そんな気持ちだと思います。
コードを見せる人によっては、時には「そんな書き方、2億年前からあったよ。」とか「それ実行すると10秒後にはホームディレクトリが無くなってるよ」なんて手厳しいコメントを貰うかもしれません。でもそれって有り難い話。人に見せない限りそんなコメントは貰えません。
人に見せてなかったら、今頃貴方のハードディスクからホームディレクトリが無くなっていたかも知れませんよ...
2008/01/31
この職業で何歳まで食べて行けるのか
最近、私になにかと降り掛かってくる、天気雨と言いますか、なんといいますか...
先日、関東のとある場所に出張に行きました。
その会社では、50才を越える人たちが現役でバリバリとプログラミングをしており、かなりテクニカルな質問を私にぶつけ、技術に没頭し、いまもなおプログラミングを愛したまま仕事をされておられる方の集まりでした。
ある意味、カルチャーショックを受けると共に、「うらやましい」と正直に思いました。
私の今置かれている立場や役職では、会社から既に先を決められてしまっており、私はその線路の上を走り、知らない間に「営業職」となっていく。そんな先が見えている気がするんです。
私は、既に役職的には管理職、ですが未だ現場で開発もします。そしてこの役職になるまでに何度も
「まだ開発をさせておいて下さい」
と会社にお願いして来ました。
しかし会社が私に求めている何かと、私が望んでいる何かは、決して同じ線路ではなかったりするのですよ...ハイ
先日、部下が「僕、技術を辞めて営業になります」と口に出しました。
私は何をおもったか、その彼に
「技術が嫌になったのか?それとも見切りを付けたのか?」
と聞いてしまいました。その彼は「いや、実は昔から営業がやりたかっただけです」と答えました。
この時自分が、「見切り」や「定年説」みたいな、境界線と言うものを、知らずと意識してるのかな...と気づきました。
もちろん自分の技術に、有る程度は自信があります。
未だ、自社の後輩には誰にも負けていないつもりです。
ですが今後、何かを諦めて、人の引いた線路の上を走らなければならないかもしれないと、少しでも考えた自分が、イヤーーーーーな気分になりました。
もう少し。
もう少し。
開発を続けさせてください。
先日、関東のとある場所に出張に行きました。
その会社では、50才を越える人たちが現役でバリバリとプログラミングをしており、かなりテクニカルな質問を私にぶつけ、技術に没頭し、いまもなおプログラミングを愛したまま仕事をされておられる方の集まりでした。
ある意味、カルチャーショックを受けると共に、「うらやましい」と正直に思いました。
私の今置かれている立場や役職では、会社から既に先を決められてしまっており、私はその線路の上を走り、知らない間に「営業職」となっていく。そんな先が見えている気がするんです。
私は、既に役職的には管理職、ですが未だ現場で開発もします。そしてこの役職になるまでに何度も
「まだ開発をさせておいて下さい」
と会社にお願いして来ました。
しかし会社が私に求めている何かと、私が望んでいる何かは、決して同じ線路ではなかったりするのですよ...ハイ
先日、部下が「僕、技術を辞めて営業になります」と口に出しました。
私は何をおもったか、その彼に
「技術が嫌になったのか?それとも見切りを付けたのか?」
と聞いてしまいました。その彼は「いや、実は昔から営業がやりたかっただけです」と答えました。
この時自分が、「見切り」や「定年説」みたいな、境界線と言うものを、知らずと意識してるのかな...と気づきました。
もちろん自分の技術に、有る程度は自信があります。
未だ、自社の後輩には誰にも負けていないつもりです。
ですが今後、何かを諦めて、人の引いた線路の上を走らなければならないかもしれないと、少しでも考えた自分が、イヤーーーーーな気分になりました。
もう少し。
もう少し。
開発を続けさせてください。
ページが重いと思ったら...
私のRSSリーダ(Firefox/Sage)には、サイトの生死確認の意味で、ここのページのRSSが登録してあります。
ココ最近、なんか重たいなぁ...
と思ってました所、めったに見もしないアクセスログ(テキスト形式)が、原因しておりました。
ページアクセスに対して1行程の追加なのですが、しばらく見ない間に13MB程にまで、パンパンに太り上がっておられました。
しかたないので、ロデオボーイに...別名にリネームした所、なんとなくスイスイ動くようになったような気がしました...
ココ最近、なんか重たいなぁ...
と思ってました所、めったに見もしないアクセスログ(テキスト形式)が、原因しておりました。
ページアクセスに対して1行程の追加なのですが、しばらく見ない間に13MB程にまで、パンパンに太り上がっておられました。
しかたないので、