2008/01/31
サイト「Big Sky」の移転先を探しています
2006年の1月からですから、ほぼ2年ここで色んな事を書いた気がします。
最近は、はてなブックマークやdel.icio.us等でもブックマークして下さる方も増え、このサイトを消してしまうのは惜しい気もしますが、また新たな場所で始めたいと思っています。
つきましては現在、移転先を探しています。
これまで、blosxomというblogツールと自己拡張でやってきましたが、次のサイトにそれほどこだわりはありません。
選択肢に、はてなダイアリーや、Voxも考えています。
もちろんCGIが動けば尚の事良いのですが...
ちなみ私、小遣い制度のためお金はありません。自鯖が持てる程の環境もありません。
これまで書いた資料性のある記事は、再度アップしたいとも思います。
皆さん、良い所知りませんか?
コメント、ブックマークコメントお待ちしております。
Webを作る人間とは(CSS Niteの件に思うこと)
私はWebエンジニアではありません。確かに仕事でWebもやりますしデザイナさんが書いた画面で製造した事もあります。
色々なブクマを拝見させて頂いて、少しだけ話がそれ始めているんじゃ?と思う事があり、この記事を書いています。
エンジニアとデザイナの対立
一件デザイナさんの世界はチャラけててオシャレな物に見えますし、実際にそうだったりするかもしれない。イベント/パーティ開いて今後のWebをマーケティングと絡め、Webをリードしていくのはデザイナだ!と言ってる風に見えるかも知れない。
それに比べてエンジニアはデザイナの書いた画面を、いかにデータベースと結び付け、ハッキングし、速度劣化を防ぎ、セキュリティホールを塞ぎ、効率良く開発およびテストするかを考え、リードというよりはフィードバックで貢献しているように見える。
私は今回の件を傍観者としてこんな感想を抱いた。
デザイナさんとはエンジニアの事なんて気にせずWebのマーケティングについて模索し続け、業界人と呼ばれてリッチな生活を送るのもある意味良いと思う。イベント/パーティで儲けてもいいと思う。もちろんエンジニアを卑下する事は許されないけど。
ああいったイベント/パーティは、内面的にもWebをビジュアル的に感じられ、いわば「俺達がWebをリードしてやるんだ」くらいの気持ちになれ、興奮出来る要素が必要なのかもしれない。
デザイナさんの中には「エンジニアは俺たちが描いた構図をただ実装してりゃいいんだよ」なんて言う人も居るかもしれない。
私は、あながち間違ってないと感じる。
専門は専門家に任せるべきであって、デザイナは表面を作りエンジニアは内面を作るのが良いと思う。デザイナとエンジニアの間で摩擦が起こる事は、良い物を作る上で不可欠だと思う。それがWebの発展へ繋がると信じてます。
イベント料金について
イベント料が高いという意見は企業としてではなく個人の意見なら全く問題ないと思う。
人によっては安いと感じるかもしれないし、参加してよかったという意見もあるでしょう。
そんな意味で今回、開催者側が収支を公開されたのは私にとってある意味ショックな事でした。できれば「有料イベントですから...」くらいで返すべきではなかったかと思います。
また今回、幾らかの方が不信の念を抱いた件と、amachang氏が不信の念を抱いた件は明確に別件で、混同する事は両者にとってマイナスになり得ると思いました。どちらの件も別途議論すべきです。
もちろんエンジニアがWeb界をリードしていないという訳でなく、amachang氏を始めとする多くの技術力の高いエンジニアがWebを、また開発手法をリードしていって下さっています。
今回のイベント/パーティが明確に招待客のターゲットを決めておられたならば...
Webの新しい世界を精神的の感じたい人、デザインでマーケティングが生まれる事を認識したい方をターゲットにしていたならば...
このイベント/パーティは元々ギークな人間には向かなかったんじゃないかと感じました。
少なくとも私は、ボタンの位置を数ピクセル移動しようか一日迷う仕事よりは、一日中javascriptを書いている方が興奮を得られる方の人間です。
最近ネットで「Business Life Hacking」がウケるのは何故か
最近、ネットを見ていると「人の話を上手に聞くコツ」とか「相手を納得させる上手な説明方法」なんて記事を良く見る。
確かに参考になるし、なるほどねと思う事がある。まだ実践した事はないが、使って見る価値のありそうな物もある。
もちろんこうした記事には「他者と差別化を図るには?」をテーマに自己啓発する術が書かれていて、それ自身良い読み物だと思うし、アクセス数があがるのも分かる。
でもこの類の話って本来、会社の上司から教わったりするものだったんじゃないかと。
客先で上手く説明出来なかった時に先輩から「こういうとお客さんに納得してもらえるよ」てな具合に、教えてもらったり質問したりするものだったんじゃなかろうか。
最近では上司の絶対度は薄れ、部下からすると上司のアドバイスは耳の横を通り過ぎる蚊ほどでしかなく。フリーランスや転職が当たり前になってきた昨今では、半永続的にな信頼を抱く上司よりもネット…な風潮になって来ているのかも知れない。
もしこの流れが真実だとしたら本当に淋しい事だし、はなから失敗を恐れ教科書通りの行動しかしない部下を持つ上司の苦労が想像出来てしまう。
もちろん度合いにもよるが、許される内ならば自分のやり方で失敗して見ても良いと思う。最近はそこまで寛大な会社も無いかも知れないけと、良かれと考えての事なら教科書と違ったやり方を貫いても良いと思し上司に聞いてもいいと思う。
もしくは、そんな事が許された頃に新人だった私は、運が良かったのかもしれない。