PerlをIDEで書いてる人、どれくらいいるんだろう。何使ってるんだろ。
私はLinuxでもWindowsでもVimを使ってます。Perlってサーバで使われる事が多いし、サーバだとsshで入る事が多いだろうし、まぁXの転送やVNCやそれっぽいのでグラフィカルに操作しても良いけど、正直PerlのドキュメントもテキストベースだしPerlで入力補完出来るグラフィカルエディタもまず無いと思ってる。
で、私がVim上で使ってるPerlの開発を「200倍便利にするスクリプト」を紹介。
perldoc.vim
perldocはPerlのオンラインマニュアルなんだけど、これを一々ターミナルに戻ったりして引いてると時間のロス。screenで分割して開いてもいいんだけどscreenの画面間移動よりもVim内でのウィンドウ間移動の方が操作感が統一出来てて良い。そこで使ってるのがid:secondlifeさんが書いたperldoc.vim
hotchpotch's perldoc-vim at master - GitHubドキュメントを引くにはPerldocコマンドを使います。関数openのドキュメントを引くには
Perldoc plugin for vim
http://github.com/hotchpotch/perldoc-vim
:Perldoc -f open
とします。またモジュールAcme::Oppaiのドキュメントを引くには
:Perldoc Acme::Oppai
と実行します。
このスクリプトの良いと思う点は、補完が効くことです。「:Perldoc Acm」くらいまでタイプしてtabを押すと、「Acme::Oppai」や「Acme::Hidek」が補完されます。ref.vim
もう一つ、同じ様にperldocが引けるプラグインとしてthincaさんが書いたrefがあります。thinca's vim-ref at master - GitHubこちらはperldocに限らず
Integrated reference viewer.
http://github.com/thinca/vim-ref
- alc
- erlang
- man
- perldoc
- phpmanual
- pydoc
- refe
:Ref perldoc -f open
や
:Ref perldoc Acme::Oppai
等と実行します。
こちらも補完が効きますが、refはモジュール検索の際、あり得るモジュール全てが補完されてしまう為、ネームスペースにわんさかモジュールがあると少しモタつきます。なので私はperldoc.vimを使ってます。
追記
thincaさんから某所でコメント貰った。
let g:ref_perldoc_complete_head = 1
でそれっぽい事出来るらしい。perlomni.vim
Perlは結構(かなり?)文法制限の緩い言語だと思ってますが、これが災いしてかIDE等でPerlの入力補完が出来る物は殆どありません。そんな中c9sさんがVimのomni補完でPerlの入力補完をしてくれるスクリプトを書いてくれています。c9s's perlomni.vim at master - GitHubこれ、ぜひ実際に試して欲しいのですが
perl omnicompletion for vim (including base class function compleltions .. etc)
http://github.com/c9s/perlomni.vim
use Acme::O
までタイプして<c-x><c-o>(CTRL-x CTRL-o)をタイプすると
どどーーーん!
さらに
Moooooooooooooooooooseな補完や
変数の補完。そして
モジュールのメンバまで補完してくれます。キャーすてきー!
すばらし過ぎます。ちなみにこのperlomni.vimのwin32対応と、上で紹介したperldoc.vimの補完部分を担当させて頂きました。
2010年はPerlが熱い!そう思ってます。ぜひインストールして活用して見てください。200倍とは言い過ぎかもしれませんが、間違いなく2倍にはなりますよ。
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