2010/04/15

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今日、tsupoさんから「Twitter API プログラミング」という本が届いた。
tsupoさん、ありがとうございました。
twitter-api-book
Twitter API プログラミング Twitter API プログラミング
辻村 浩
ワークスコーポレーション 単行本 / ¥4,488 (2010年04月21日)
 
発送可能時間:

まだ少ししか読んでないけど、Twitterが好きで、プログラミング言語が好きで、そして何よりAPIが好きだという人にはもってこいな一冊だと思います。
1冊のほとんどをTwitterの認証やAPIの説明に費やしています。PHP、Python、Ruby、Perl、C/C++など多くの実装例も含まれています。
私は基本的なpythonのモジュールのみでxAuthを実装したサンプルコードを載せて頂きました。
ところで、今日ふとこの本を手にとった時、「なんでみんなこんなにAPIが好きなんだろう」、「たかだかネットワーク上に流れるテキストストリームになぜ皆が魅了されるんだろう」と思った。
APIがあって何が嬉しい?フィボナッチ数列をtwittre.comにポストしたい?誰が嬉しい?他人のポストをデスクトップでGrowlしたい?どこが嬉しい?

プログラミングって一体何が楽しいのか、なぜ職業にしてまでも続けるのか...

プログラミングって簡単に言うと、「束縛プレイと制圧感のアンサンブル」なんじゃないかと時折思ったりもする。わざわざインストールの面倒くさいスクリプト言語のインタプリタをインストールして、使おうと思ってたモジュールが実は他のモジュールに依存していて、そのインストールで苦しんで、いったい何が嬉しいのか。
そう、その「動かない」が楽しいんじゃなかろうか。みんな「動かない」を楽しんでいるんだ。それと同時に動くようになったときの達成感と自分がコンピュータに「こう動け!」と書いたシナリオ通りに動かす制圧感がプログラミングの醍醐味なんだと思う。さらにはそれをブログで書くと、びっくりしてくれる人もいるし、喜んでくれる人もいる。スクレイピングした結果をハッシュリファレンスの配列にしただけの状態のソースコードに「++」と書いてくれる人もいる。アクロバチックな技を使ってtwitterのAPIを介して「Hello World」を書くプログラムにアクセスが集中するのがプログラミングだ。「API制限とかあるんでしょ?素直にブラウザ使えばいいじゃない」と言われても「だってコードが書きたいんだもん」とただただAPIを追いかけるんですよ。ユーザIDとパスワードだけじゃなく、コンシューマーキー、コンシューマーシークレットキーなんて不可解な暗号を4つも使ってようやくHello Worldをポストするんですよ。

そしていつもAPI認証を通過した先には、いつものAPI好きな彼らがいる。APIというエントリポイントで繋がっているんだ。
そう、それがプログラミングだ。


プログラマってバカなんじゃなかろうか。

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