2014/08/22


誰も作ってくれないので自分で作った。

mattn/ujihisa - GitHub
https://github.com/mattn/ujihisa

golang で書かれています。go get github.com/mattn/ujihisa/ujm でインストール出来ます。使い方は

$ ujm [filename]

です。ファイル名が無い場合は標準入力から読み取ります。ベースは whitespace です。スペース文字が 便利、タブ文字が 感極まってきました に置き換わります。whitespace に慣れている人ならスイスイと書けるかと思います。例えば

便利便利便利感極まってきました
感極まってきました
便利感極まってきました



この様なコードなら 1 という数字が出力されます。

なお、便利 という文字を出力するにはこれくらいのコードが必要になります。golang で書かれているので Windows でも動きますし、文字の表示でユニコードを使うと Windows でも問題なく表示されます。

とても便利だと思うので、ぜひ使ってみて下さい。


2014/07/30


おなじみC/C++から使えるJSONライブラリを紹介するコーナー。まずは過去のまとめ。

今回は json11 というライブラリ。

dropbox/json11 - GitHub
https://github.com/dropbox/json11

あの Dropbox が書いてる。C++ から使える JSON ライブラリは幾つかありますが、initializer_list が使える物がなかなか少ない。

json11 は以下の様に書ける。

Json my_json = Json::object {
    { "key1""value1" },
    { "key2"false },
    { "key3", Json::array { 123 } },
};

前回の jansson の記事で使ったサンプルを json11 で書くと以下の様になります。

※ネットワーク通信部分は前回のコードよりも省略しています

C++11 向けライブラリですのでコンパイル時のコマンドラインオプションに -std=c++11 を付ける必要があります。

#include <iostream>
#include "json11.hpp"
#include <curl/curl.h>

size_t
stream_write(char* ptr, size_t size, size_t nmemb, void* stream) {
  ((std::string*) stream)->append(std::string(ptr, size * nmemb));
  return size * nmemb;
}

int
main() {
  CURL* curl;
  std::string buf;
  curl = curl_easy_init();
  curl_easy_setopt(curl, CURLOPT_URL, "https://api.github.com/legacy/repos/search/unko");
  curl_easy_setopt(curl, CURLOPT_SSL_VERIFYPEER, 0);
  curl_easy_setopt(curl, CURLOPT_USERAGENT, "curl");
  curl_easy_setopt(curl, CURLOPT_WRITEDATA, &buf);
  curl_easy_setopt(curl, CURLOPT_WRITEFUNCTION, stream_write);
  curl_easy_perform(curl);
  curl_easy_cleanup(curl);

  std::string err;
  json11::Json v = json11::Json::parse(buf, err);
  for (auto &k : v["repositories"].array_items()) {
    std::cout << k["username"].string_value() << std::endl;
    std::cout << k["name"].string_value() << std::endl;
    std::cout << k["description"].string_value() << std::endl << std::endl;
  }
}

とてもきれい。ライセンスは MIT なので業務でも使えます。



golang には logger が星の数ほどあるのですが

go言語におけるロギングについて — さにあらず

コマンドラインオプションについて 分かり辛いので、僕の分かった事だけをメモしておきます。 ログの出力処理は glog.go#output を読めば大体分かります。 -logtostderr これを指定...

http://blog.satotaichi.info/logging-frameworks-for-go

その殆どがエスケープシーケンスを使って色を出しており、Windows で動かすと残念な表示になる物ばかりでした。

まさかログに色を付けたいという理由だけで ansicon を使うのは悲し過ぎるし、そもそも「ansicon 使ったら負けだと思ってる」ので、go-colorable というライブラリを書きました。

golang の logger はその殆どが標準パッケージの log を参考にしており、おおよそ SetOutput という、出力先を変えられる関数が用意されています。そこで、それを横取りして Windows でも色を出せる様にしました。

mattn/go-colorable - GitHub
https://github.com/mattn/go-colorable

これを使うと今まで

bad

こんな表示だったのが

good

この様にカラフルな表示になります。使い方はとても簡単で

package main

import (
    "github.com/mattn/go-colorable"
    "github.com/Sirupsen/logrus"
)

func main() {
    logrus.SetOutput(colorable.NewColorableStdout())

    logrus.Info("succeeded")
    logrus.Warn("not correct")
    logrus.Error("something error")
    logrus.Fatal("panic")
}

この様に NewColorableStdout を呼び出して io.Writer を取得し、それを logger 等に渡すだけです。Windows 以外の場合は os.Stdout を返す様になっているのでいちいち Windows かどうか判定する必要もありません。

UNIX で色を標準出力するライブラリ書いたけど、Windows... 知らねぇよ!って人は、ぜひこのライブラリを使ってみて下さい。きっと pull-request を貰うまでもなく、Windows 対応が完了している事になるはずです。