2008/01/31


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佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン:小飼弾氏が赤木智弘氏を嗤える本当の理由
日本人にとってソフトウェアが日本語で使えるかどうかは、そのソフトウェア自身の価値を左右する尺度であり、商用ソフトウェアならば直接マーケティングにも影響する。
例えばソフトウェア自身でなくとも、ダウンロードページやチュートリアルが英語というだけでダウンロードを辞めてしまう事もある。
大手企業では日本法人や日本人社員にl10n化やi18n化を任せる場合もある。こういう点で言えばmiyagawaさんも言うように日本人にとってi18n化はJob Securityになり得る。
企業としての立ち位置ならば、それは完全な業務だろう。

最近はあまり活動してないですが、私もこれまで色んなソフトウェアのi18n patchをオフィシャルに提供して来た。もちろん無償で...

例えばvim。私がvimのオフィシャルにpatchを送り始めたのはvimのバージョンが5.6だった頃。それまではMLで英語に苦労しながらvim/cvsheadの追っかけをやってました。それまでのvimは各文字コード毎に実装を個別に対応した処理になっており、今から考えるとそれはひどいコードでした。
私が最初に送ったpatchは「set guifont」で設定したフォントをIMEキャレットにも設定するといった物。Bram Moolenaar氏は適当な英語にも快く答えてくれ、extra patchながら取り込んでくれました。ぜんぜん大したpatchでは無いがftpサーバに「5.6.004」というファイルで置かれたパッチを見た時は飛び跳ねる程嬉しかった。
それからvimには数多くのi18n patchが適応され、現在では内部でutf-8を処理出来る素晴らしいエディタとなった。1文字毎をメモリに持つのではなく全てバイト列で処理すると言った方法の為、他のアプリケーションとは違うi18n化の方法であり特殊ではあるが、逆に言えばvimは壊れたutf-8でも編集出来る様になっている。
最近はBram Moolenaar氏自身が何か新しい機能を取り込む際、マルチバイト文字列に非常に気を使っていてくれて、私がpatchを送る事は殆ど無くなった。でもそれが私の望んだ事だった。

私は、forkが嫌いだ。
私はl10nやi18n化した物をforkとして公開する形が好きではない。出来る事ならばオフィシャルに統合させるべきだと思っている。これはvimのcontribute authorでもあるKoRoN氏も同じ考え。私はl10n化やi18n化はオフィシャルを説得して取り込ませるべきものであって、そうでなければ公開する価値はあまり意味のない物だと信じている。
軽量GUIライブラリ、FLTKには以前、fltk version1をベースととしたfltk-utf8というforkがあったが、私はその頃まだベータ版であったfltk2をutf-8化するpatchを書いて送った。
fltk-utf8の作者には少し申し訳ない気もしたが、このpatchにより現在では当たり前かのようにfltk2で日本語が表示/入力出来る様になった。
良いものは良いものとして後押しするのがベターだと思った。
fltkに限らず多くのソフトウェアがボランティアで作成されており、素晴らしい事だと思う。その多くのエンジニアは見返り等求めない方であって、それをネタに自分のJobを生み出そうなんだ思ってもいない。
dankogai氏のEncodeもperlを後押しする為の物。例えばdankogai氏がperlに手を加えforkとしてEncode対応のperlをリリースしたならば、反論を受ける対象となり得るかもしれない。
しかしそれどころかEncodeはCodeReposにオープン開発という意味で公開されている。つまりdankogai氏はEncodeを独り占めしようとは思っていないと言う事だ。
外国人プログラマがEncodeにpatchを送ったならば、dankogai氏はきっとwelcomeメールを送るだろう。

私のようなちっぽけな開発者にはperlでEncode程のライブラリを作ってオフィシャルからforkさせられる程の実力は無いので大した事は言えないが、ボランティアでpatchや拡張を作っておられる方々に対して"「日本語」という最大最強の非関税障壁に守られた既得権益者"という言葉をあびせるのは明らかに間違っている。

もし「dankogai氏はEncodeをネタに名声を売っている」と言いたかったならば、それは貴方も「dankogai氏をネタに名声を売ろうとした」事になるのではないかな...。

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なんだかShibuya.pmとやらで、みんなスライド使っててカッコイイな...
と思ってたら、ついカッとなって自分もスライド作ってみたくなった。

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いつもボーと見てるGoogle Readerで、「PR:」と先頭につく広告記事はほぼ読まないのですが、なんとなくこの記事が目に入りました。
第7回 ずっとフリーランスでいられますか?
私はフリーランスではありません。会社で1社員として働いています。
ですが今までフリーランスについて考えた事が無いとは言えず
自分の力でお金を稼いで見たい
と考えた事もあります。もちろん、フリーランスで頑張ってらっしゃる方からすれば、「そんな甘いもんじゃない」と言われるかもしれませんし、「そんな良いもんじゃない」とも言われるかもしれません。
ただ、リンクの記事に目が止まったということは、少なからず私の中で「フリーランス」という仕事の仕方に対して「興味」「期待」「憧れ」「不安」といった葛藤みたいなものが働いていると自分ながら感じています。
私の周りにも、契約社員の方や、自分で会社を起こした方がいらっしゃいます。時に意識したりもします。組織人としては、抜け出す事への不安もありますし、岐路として「フリーランス」、「起業」が同じものにも見える程、自分にとってリスクのあるものに見えます。逆に、組織に属している安心感を得ていたいという気持ちもあります。
もちろん明日からもし「フリーランス」になったとしたら、まず誰を頼ったらいいのかも分からなくなると思います。
この記事を読んで記事内に出てきた「鎌田さん」が本当に実在するならば、「フリーランス」の方で不安を抱いている方が少なからずともいらっしゃるんだ...と少し感慨深くなりました。

岐路点は、今後どのような場面でやってくるかもしれないですが、もしその時が来たらもう一度この件について考えてみたいと思います。
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